黒川温泉

isosan

2006年07月05日 19:54

九州はやまなみハイウエイの途中、ちょっと西に入った所に、黒川温泉はある。

最近有名になったこの温泉、今年のGWに行ってきました。

朝八時頃に到着。中央の旅館組合「風の舎」の前の駐車場に車を止め、風呂巡りにいざ出発!

朝だったのでここの駐車場はまだ空いていたのですが、湯巡りを終えた昼には満車となり、

人も多くなっていました。

さて、風呂巡りだが、ここは温泉街。温泉街と行っても、ネオンがきらきらする風景ではなく、

木造でおしゃれな温泉宿が川に沿った坂や小道に張り付くように建っている・・・といった風景で

でっかいホテルがどーんどーんとあって団体さん大歓迎とは全く違った情緒。

事前に調べておいた温泉の情報を元にまずは「いこい旅館」へ

 黒川温泉HP:http://www.kurokawaonsen.or.jp/index.htm

駐車場から階段、坂を降りて、川を渡り、車が一台やっと通れる坂を上がる。

「いこい旅館」発見。良い雰囲気を出している。

入り口の横にはいろりのある部屋があり昔からのひなびた温泉宿の雰囲気を醸し出している。

受付で入湯手形を購入して、これまた狭い廊下を奥へと進む。



入湯手形は各旅館でも買えるし「風の舎」にもある。これは1200円で3つの温泉に入れる

としたもので、買わないより300円割引になる。

入ると裏に写真のようにスタンプを押してもらえる。

さーて、まず「いこい」なんだが、よい!ほんとなんか、壊れそうな脱衣場。

露天にある木組みの屋根も力を入れると倒れそうな、まあ、倒れることはないと思うけど・・・

そんなひなびた感じ。植物が多く落ち着ける。また、内湯にはごっつい木枠の泡風呂がある。

壁には障子に墨で大きな文字が書かれてある。こういうのははじめて見た。

ここは、混浴。女性専用の露天もあるようだが、私たちは入れないので、その感想は書けない。

何処の旅館も女性を優先した造りになっているようだ。

湯は少し熱め。だがなんとなくゆっくりしたい気分になる。

二つ目。新明館。この黒川温泉の湯巡りを企画したのはここのご主人だと言うことだが・・

よくない。この露天風呂。コンクリートで固めてる。洞窟風呂もぜんぜん落ち着かない。

めずらしいけど、ただそれだけ。旅館の建物は立派だ。川沿いのロケーションも最高だけど、

この露天はいただけない。

三つ目。黒川荘。

この辺りで一番広い露天と言うことで、ちょっと期待!よいではないか!

広い。露天も内風呂もほんとに広い。

旅館の場所が西のはずれにあり、そこまで行く道が遠いのだけど、入ってみる価値はあります。

青白い感じの湯で、目の前には柱状節理の岩山が見える。ゆったりゆったり出来る風呂だ。

ただ、熱い。黒川は全体として熱いのでは。源泉が熱いからって言うのは仕方ないけど、

いくつかある湯船の一つで良いからぬるくして!

この黒川温泉、いいです。また行きます。まちがいなく。

今度は何処に入ろうか。まだまだ、楽しみがあります。泊まるとなると、15000円ぐらいかな。

私には少し高く感じられるけど。数人で行けばそうでもないか。

ただ、一人では泊めてもらえないようですが。

バイク一人旅となると、宿は近くの安い所、温泉だけはいる、という楽しみ方ですね。

ああ、そうそう、雲仙にも、湯布院にもあったけど、やすーい温泉、ここにもあります。

「穴湯」っちゅうほんと脱衣場と湯船だけの建物。「風の舎」から降りた川沿いにあります。

入り口の箱に100円を入れてご入浴ください。ここも熱かった。


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